ITパスポート試験の合格体験記です。
情報システムの入門と言われる試験で、合格率は50%程度です。
IT関係の仕事をしていると持っていて当たり前のようですが、他の業種の方は持っていると自慢できる資格なのではないでしょうか。
また仕事でIT化が当然になっている今、業種関係なく持っておきたい資格ですね。
難易度は「低い」と評価されていますが、本当なのでしょうか?
何をどれくらい勉強すれば合格できるのか不安ですよね。
ここでは私が完全独学にて1発合格した体験を紹介します。
問題数も多く、広く浅い知識が求められる試験なので、初心者はある程度の時間を確保して勉強することが必要だと感じました。
私は、この試験を通してITの知識を広く浅く習得することができたので受験して良かったです。
私の勉強方法はシンプルで、参考書を読み込んで過去問を解くだけです。
後述しますが、とてもいい参考書に出会えたので活用方法とともにお伝えします。
IT初心者の方でも分かりやすい内容だと思います。
「基本情報技術者試験」の合格を目指しており、その準備として受験してみました。
資格を持っていても給与的なメリットはないのですが、ITの知識を体系的に知りたかったので、とっかかりやすい「ITパスポート」を先に受験しました。
ちなみに「基本情報技術者試験」の内容は「ITパスポート」の内容を応用させたものになります。
知識を仕事で応用できました。
これでようやく登竜門をくぐれた・・・という安心感がありました。
また体系的な知識がついて目に見える実績を獲得したので自信がつきました。
やはり、ITに関わる人はITパスポートは持っておくべきだと感じました。
ITパスポートは情報システムの登竜門と言われる試験です。
ITに関わる仕事をする方は身に着けておきたいITの基礎知識を習得することができます。
詳しくはIPAのホームページを確認しておくのがいいです。
私はIPAのホームページと参考書での試験紹介をよく読み、概要を確認しました。
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:制度の概要:ITパスポート試験
どの参考書を買うかは合否に影響します。
私が実際に多くの人の体験記を参考にした上で購入し、オススメするのは次の2冊です。
ITパスポートの参考書類は多くありますが、この2冊で十分だと思います。
キタミ式イラストIT塾 ITパスポート 令和04年 [ きたみりゅうじ ] 価格:2,090円 |
この本無しでは合格できませんでした。
イラストでイメージしやすく大変分かりやすい参考書です。
IT初心者や文章を読んで理解するのが苦手な方にオススメです。
この1冊で合格に必要な知識は習得できます。
このシリーズは基本情報試験、応用情報試験でもお世話になりました。
分かりやすすぎてライバルには教えたくない1冊です。
ITに苦手意識のある方は購入するべきです。
私はこの本を毎日数ページずつ読み込み、理解できないページには付箋を貼って勉強しました。
1周したら、付箋のあるページのみ再度確認し、理解できていたら付箋を外す・・・といった容量です。
間に過去問も乗っており、その問題をきちんと理解した上で解けているか、という点も意識しながら確認しました。
また過去問を解くうえで分からないことがあった時の辞書として活用しました。
②かんたん合格 ITパスポート過去問題集
かんたん合格ITパスポート過去問題集 令和2年度 秋期【電子書籍】[ 間久保 恭子 ] 価格:1,298円 |
過去問題集になります。
過去問題集はいろいろありますが、私はこちらが分かりやすかったです。
冒頭の試験概要も分かりやすく、用語の解説も多いのがよかったです。
過去問を解くと、自分の苦手な分野が分かってきます。
どこが得意で、どこが苦手か意識しながら勉強を勧めました。
ITパスポートは各分野ごとに基準点以上とる必要があるので
知識が偏らないように時間をかけて1つずつ理解していってください。
その時は、都度ググってください!
「ブログ記事」「IT系の辞書」「YouTube」などなど活用して自分が納得いくまで調べて、理解してください。
ちょっと一言・・・
ITスキルは「上手く検索するコツを掴むこと」で飛躍的に向上します。
これはITパスポートの勉強に限らず、IT分野をやっていくうえで大切になることなので検索するクセをつけるのがいいです。
私の勉強期間は1か月。
平日は平均1時間、休日は3時間ほどとりました。
まずは参考書を見て試験がどんなものか理解します。
ここで、どのような試験なのかをしっかり把握します。
どのような試験なのかは最初に十分時間をとって研究しつくして、どのような能力を求められる試験であるかも把握していきます。
次に過去問を一通りやります。
これは時間を測って行いました。
ここで自分の今の実力を把握し、自分の苦手分野や得意分野、問題の傾向をつかみます。
次は計画を立てます。
試験勉強のスケジュール、時間配分などです。
平日は参考書を読んで土日には過去問を取り入れる。など自分に合った方法を考えるのが大切だと感じました。
また各参考書の内容が試験までに終わるように具体的にスケジュールを立てました。
私は各週ごとに何をやるかTodoリストを作り、カレンダーにどの日に何時間かけて具体的に何をやるかを記載しました。
参考書を読むだけでなく専門用語、基礎用語の暗記も大事です。
「どれだけ時間をかけていいので1つ1つの意味を完璧に理解し暗記していく」というルールで暗記しました。
3文字のアルファベットが多くて厳しいのですが、正式な単語の組み合わせと意味で覚えると後々応用が利きました。
「完璧に理解」とは人に教えることができるレベルと考えています。
後はひたすら計画通りに勉強です。
実際は計画より大幅に遅れてしまい、何度も計画を立てなおしています。
試験問題数が多く、苦痛でしたが
「資格をとって堂々とIT部門を名乗りたい!」と目標を胸に頑張りました。
資格をとった後に自分はどうなりたいか?を強くイメージしてから勉強すると合格率があがるらしいです!
試験はCBT形式です。
私はわかる問題から1問1問時間をかけて解答していきました。
見直しもしっかり行い、時間いっぱい使いました。
私は苦手分野が特になかったので、バランスよく得点し問題なく合格できました。
全体の得点率は7~8割でした。
長々と書きましたが、私の合格できたと考える理由は以下の通りです。
①キタミ式IT塾に助けられた
②分からない単語はインターネット上で簡単に見つけることができた
③時間をかけて重要ワードを暗記した
④やるべきことを整理してからスケジュールを立てて取り組んだ
⑤特定の苦手分野がなかった
やっていることはシンプルなのですが、簡単ではないです。
地道に1つ1つ暗記して苦手を乗り越えていく必要があると感じました。
自分に合った勉強法を見つけるのが大事ですね。
私はこの試験を通して仕事に生かすことができたので、とても良かったです。
ITに関わる仕事をされている場合は、必ず生きる内容だと思います。
職場の方には、ITパスポートは「仕事と直接関係ない」と言われていましたが、全くそうは思いません。
必要な知識をバランスよく取得できるとてもいい試験だと考えています。
100問という問題数が多く、想像より勉強には苦戦しましたし、集中力も必要になりましたが、受験して良かったです。
以上です。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
あなたが勉強を頑張れますように。
応援しています。
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